新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 仇敵を探し出すため、さすらつたやうに、彼は人々の難儀を救ふ費用をあつめるため、あちらこちらさまよつたのである。 年とつたお坊さんの話はこれで終つた。 栄蔵は話に深くひきこまれてゐたので、終つてもしばらくは夢見るやうな眼で、お坊さんの前に立つてゐた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア