新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 そこで栄蔵は、紙鳶は見たくなかつたけれど、きつぱり辞ることも出来なかつたので、こんどのお休みに行くといふことにきめた。 その日が来ると天気はよかつた。 遠くの山脈には、まだ雪がかむさつてゐたが、路は草履でも歩かれる程乾いてゐた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア