栄蔵より四つばかり年下で、いつもきたない身装をしてゐたが、なかなかきかん気で、紙鳶のことなら何でも知つてるやうな口をきいた。
新太郎ちやんのお母さんは、娘だつた時分、栄蔵の家の女中や子守をしてゐた関係で、今でもそのお母さんは、新太郎ちやんをつれて、よく栄蔵の家へ来ることがあつた。
栄蔵はこの子が好きであつた。
栄蔵より四つばかり年下で、いつもきたない身装をしてゐたが、なかなかきかん気で、紙鳶のことなら何でも知つてるやうな口をきいた。
新太郎ちやんのお母さんは、娘だつた時分、栄蔵の家の女中や子守をしてゐた関係で、今でもそのお母さんは、新太郎ちやんをつれて、よく栄蔵の家へ来ることがあつた。
栄蔵はこの子が好きであつた。