新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 骨の工合や、紙の張り加減など、さはつて見なければよく解からぬからである。 しかしそれをいひ出す前に、自分のみすぼらしい服装や、背中に負つてゐる赤ん坊のお腫物のことを、憶ひ出してしまふのであつた。 そこで新太郎ちやんは、黙つてゐるより仕方がなかつた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア