やがて、惣兵衛ちやんは、綿入羽織や、ちやんちやんこをきせられ、ほつぽこ頭巾をかむせられ、あまり着込んだため両腕がわきへぴつたりつかないので、奴凧のやうに外へ突つぱつて現れた。
大層大事にされてゐるのだなと、栄蔵は可笑しくなつた。
畠へゆくまでは、惣兵衛ちやんの紙鳶だから、惣兵衛ちやんが持つていつた。
やがて、惣兵衛ちやんは、綿入羽織や、ちやんちやんこをきせられ、ほつぽこ頭巾をかむせられ、あまり着込んだため両腕がわきへぴつたりつかないので、奴凧のやうに外へ突つぱつて現れた。
大層大事にされてゐるのだなと、栄蔵は可笑しくなつた。
畠へゆくまでは、惣兵衛ちやんの紙鳶だから、惣兵衛ちやんが持つていつた。