新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 二人は緒を捲きとる枠が、凄い勢で、からんからんと畠の上を跳びながら、走つていくのをぽかんと見てゐた。 新太郎ちやんは、跳起きると枠のあとを追つかけた。 枠の方が十倍も速かつたが、新太郎ちやんは、何処までも追つていつた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア