新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 惣兵衛ちやんは、土蔵の陰に置かれた縁台の上で、矢を削つてゐた。 かたはらには、生木の枝をまげて作つた下手な弓がおいてあつた。 惣兵衛ちやんの六つばかりの弟が、熱心に兄さんの手もとを見てゐた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア