さつきからその弓がほしくてしやうがなかつたからだ。
しかし兄さんの惣兵衛ちやんは、ミツちやんがちよつとでも弓に手を触れると、癇筋を立ててがなるのであつた。
しばらく栄蔵達は、惣兵衛ちやんの仕事を見てゐたが、いつまでたつても止めさうもなかつたので、とうとう栄蔵がしびれをきらして、
さつきからその弓がほしくてしやうがなかつたからだ。
しかし兄さんの惣兵衛ちやんは、ミツちやんがちよつとでも弓に手を触れると、癇筋を立ててがなるのであつた。
しばらく栄蔵達は、惣兵衛ちやんの仕事を見てゐたが、いつまでたつても止めさうもなかつたので、とうとう栄蔵がしびれをきらして、