新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 兄弟子は、いつもおつとりしてゐる良寛さんの、何処にこんな烈しい心がひそんでゐたのか訝りながら、しばらくその顔を見てゐるばかりだつた。 それから十日程のち、二十二歳の良寛さんは、ただ一人の長い旅にのぼつた。 八 はじめての旅 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア