新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 京都に来たとき、京都の大きい町は静かだつた。 皇室のあらせられる京都が、何故このやうに悲しげな姿に見えるのか、と良寛さんは訝つた。 正しいものが息をひそめ、さうでないものが力を張つてゐる姿が、ここにも見られると良寛さんは考へた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア