新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 故郷を出でたつてから幾月の後であつたか、もう草木の葉に白く風が吹いて渡る、秋のはじめ頃だつた。 九 円通寺で 良寛さんが、これから二十年あまり送ることになつた備中の国、玉島は、瀬戸内海に面した港町であつた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア