時々良寛さんは、このことを思つて情なくなつた。
こんなことでどうするのか、お父さんお母さんを棄てて、わざわざこんな遠い土地にまで来て、日日夜夜苦しい行を積みながら、まだ悟ることが出来ないとは何といふ愚か者か、と自分を叱りののしつた。
或日、良寛さんは国仙和尚から、米を搗けと命ぜられた。
時々良寛さんは、このことを思つて情なくなつた。
こんなことでどうするのか、お父さんお母さんを棄てて、わざわざこんな遠い土地にまで来て、日日夜夜苦しい行を積みながら、まだ悟ることが出来ないとは何といふ愚か者か、と自分を叱りののしつた。
或日、良寛さんは国仙和尚から、米を搗けと命ぜられた。