新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 しかし良寛さんは、やがて真理がきけると思ふ興奮で、そんなものには眼もくれず道を急いでいつた。 寺の前の畑で、百姓みたいな顔の坊さんが、尻はしよりして菜をとつてゐた。 時々円通寺へ、この坊さんは来るので、良寛さんも顔だけは知つてゐた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア