新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 あとに家に残るのは、眼の見えない婆さんか、ゆりかごの中の赤ん坊か、日向で金の眼を細くしてゐる猫ばかりである。 その婆さんだつて、何処の家にもゐるわけぢやない。 だから百姓ばかりの村では、日中に誰もゐないことが多い。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア