蝸牛が背中に自分の殻を背負つてゐるやうに、自分の心一つに、自分の寂しさを背負つて、その寂しさを怺へていくことが、きつと立派な修行なんだらう。
そして始めて、人は自分の魂を、上等品に磨きあげることが出来るのだらう。
そこで良寛さんも、どこまでも、今日は自分を一人ぼつちにしてやらうと決心して、鉢の子を一つ持つて外に出たのであつた。
蝸牛が背中に自分の殻を背負つてゐるやうに、自分の心一つに、自分の寂しさを背負つて、その寂しさを怺へていくことが、きつと立派な修行なんだらう。
そして始めて、人は自分の魂を、上等品に磨きあげることが出来るのだらう。
そこで良寛さんも、どこまでも、今日は自分を一人ぼつちにしてやらうと決心して、鉢の子を一つ持つて外に出たのであつた。