新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 寺男の驚きは、それだけでは済まなかつた。 半月ほどたつて、また五合庵にやつて来た寺男は、前より一層びつくりした。 筍は伸びて軒端に届き、そこにもう一つ穴をあけて貰ひ、悠々と屋根の上に、頭を出してゐたからである。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア