新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 そして薄暗い背戸口から、盗人猫のやうにこつそり中にはいつて、物の蔭から良寛さんのしぐさを見守つた。 良寛さんは、紙をまるめたものを芯にして、糸を捲きつけてゐた。 くるくるくるくると、長い間捲いた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア