新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 じやんけんをして、良寛さんが一番初めにつき出した。 縁板の上で手毬は、ぽんぽんとよい音をたてた。 ――なあに、今にわしの毬を見せてやるから驚くな、と心の中でいひながら、良寛さんは一人でこつそり笑つてゐた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア