そこで手毬をそつと取ると、良寛さんの掌の上に、まだ濡れてゐる小さい鶯笛をのせた。
さつきから、毬つきをやめて見てゐた女の子達には、良寛さんのしたのが正しいことであると、すぐわかつた。
自分達は間違つてゐた、人はかういふ風にして、いたはり合はねばならないのだ、と心の奥ではつきりわかつた。
そこで手毬をそつと取ると、良寛さんの掌の上に、まだ濡れてゐる小さい鶯笛をのせた。
さつきから、毬つきをやめて見てゐた女の子達には、良寛さんのしたのが正しいことであると、すぐわかつた。
自分達は間違つてゐた、人はかういふ風にして、いたはり合はねばならないのだ、と心の奥ではつきりわかつた。