松吉と杉作は、町から村のほうへ、魂のぬけたような顔をして歩いていきました。
からの重箱は、ズボンとポケットにつっこんだ松吉の右手に、だらしなくぶらさがり、ひと足ごとにおしりにぶつかります。
いくときの、希望にみちた心持ちにひきかえ、帰りの、なんという、まのぬけた、はぐらかされたような心持ちでしょう。
松吉と杉作は、町から村のほうへ、魂のぬけたような顔をして歩いていきました。
からの重箱は、ズボンとポケットにつっこんだ松吉の右手に、だらしなくぶらさがり、ひと足ごとにおしりにぶつかります。
いくときの、希望にみちた心持ちにひきかえ、帰りの、なんという、まのぬけた、はぐらかされたような心持ちでしょう。