そこでマタンも、それに負けないつもりで、大いびきをかきはじめました。
ところが、ほんとうにねむってしまったのはマタンだけで、つれの男はさいしょから、うそのいびきをかいていたのでありました。
ま夜中のころ、宿屋のまどを、中からおしあけて、こうもりのように、ひらりととびおりた人かげを、銀のフライパンのようなお月さんは、高いところから見たのでありました。
そこでマタンも、それに負けないつもりで、大いびきをかきはじめました。
ところが、ほんとうにねむってしまったのはマタンだけで、つれの男はさいしょから、うそのいびきをかいていたのでありました。
ま夜中のころ、宿屋のまどを、中からおしあけて、こうもりのように、ひらりととびおりた人かげを、銀のフライパンのようなお月さんは、高いところから見たのでありました。