マタンはまだ、宿賃をはらってありませんでした。
それは、わずかな金ではありましたが、どろぼうがすっかり、うばっていってしまった今、そのわずかな宿賃も、はらうことができませんので、マタンは一策を案じ出して、宿屋の主人からノミとツチを借り、木ぐつをつくって、金のかわりに、それではらうことにしました。
やせっぽちの主人の木ぐつ、気球のように大きな腹をしたおかみさんの木ぐつ、それから、小さいかわいい娘さんの木ぐつ、そう三足をつくってやると、主人は大喜びで、もうこれでけっこうですといいました。
マタンはまだ、宿賃をはらってありませんでした。
それは、わずかな金ではありましたが、どろぼうがすっかり、うばっていってしまった今、そのわずかな宿賃も、はらうことができませんので、マタンは一策を案じ出して、宿屋の主人からノミとツチを借り、木ぐつをつくって、金のかわりに、それではらうことにしました。
やせっぽちの主人の木ぐつ、気球のように大きな腹をしたおかみさんの木ぐつ、それから、小さいかわいい娘さんの木ぐつ、そう三足をつくってやると、主人は大喜びで、もうこれでけっこうですといいました。