そして二人は耳をすましてきいていたが、余韻がわあんわあんと波のようにくりかえしながら消えていったばかりで、ぜんそく持ちの痰のような音はぜんぜんしなかった。
そこで僕たちは、この鐘の健康状態はすこぶるよろしい、と診断したのだった。
また紋次郎君とこのお婆さんの話によると、この鐘を鋳た人が、三河の国のごんごろうという鐘師だったので、そう呼ばれるようになったんだそうだ。
そして二人は耳をすましてきいていたが、余韻がわあんわあんと波のようにくりかえしながら消えていったばかりで、ぜんそく持ちの痰のような音はぜんぜんしなかった。
そこで僕たちは、この鐘の健康状態はすこぶるよろしい、と診断したのだった。
また紋次郎君とこのお婆さんの話によると、この鐘を鋳た人が、三河の国のごんごろうという鐘師だったので、そう呼ばれるようになったんだそうだ。