久助君は、徳一君と音次郎君だけはじぶんと同じように、消えてしまった兵太郎君のことで心をいためていることはわかっていた。
それだのに、この三人は、ひとことも、兵太郎君についていわないのであった。
そればかりでなく、みょうにおたがいの目をおそれて、おたがいにさけあうようになった。
久助君は、徳一君と音次郎君だけはじぶんと同じように、消えてしまった兵太郎君のことで心をいためていることはわかっていた。
それだのに、この三人は、ひとことも、兵太郎君についていわないのであった。
そればかりでなく、みょうにおたがいの目をおそれて、おたがいにさけあうようになった。