新美南吉 『久助君の話』 秋のからりと晴れた午後のこと、久助君は柱時計が三時半をしめすと、「ああできた」と、算術の教科書をパタッととじ、つくえの前を立ちあがった。 外に出るとまばゆいように明るい。 だが、やれやれ、きょうもなかまたちの声は聞こえない。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア