そのとちゅう、ほし草の積みあげてあるそばで、兵太郎君にひょっくり出あったのである。
兵太郎君は、みんなからほら兵とあだ名をつけられていたが、まったくそうだった。
こんなうなぎをつかんだといって、両方の手の指で、てんびんぼうほどの太さをして見せるので、ほんとうかと思っていってみると、筆ぐらいのめそきんが、井戸ばたの黒いかめの底にしずんでいるというふうである。
そのとちゅう、ほし草の積みあげてあるそばで、兵太郎君にひょっくり出あったのである。
兵太郎君は、みんなからほら兵とあだ名をつけられていたが、まったくそうだった。
こんなうなぎをつかんだといって、両方の手の指で、てんびんぼうほどの太さをして見せるので、ほんとうかと思っていってみると、筆ぐらいのめそきんが、井戸ばたの黒いかめの底にしずんでいるというふうである。