「んでも、徳やん、さっきおっかンといっしょに、半田の方へいきよったぞ」
と、兵太郎君はいって、つよいかおりをはなっているほし草のところへ近づき、なかばころがるようにもたれかかった。
久助君は、徳一君のところにもなかまたちはいないことがわかって、がっかりした。
「んでも、徳やん、さっきおっかンといっしょに、半田の方へいきよったぞ」
と、兵太郎君はいって、つよいかおりをはなっているほし草のところへ近づき、なかばころがるようにもたれかかった。
久助君は、徳一君のところにもなかまたちはいないことがわかって、がっかりした。