とたんに、ヒチヒチと音をたてて、ばったが頭の上から豆畑の方へ飛んでいった。
久助君は、頭や耳に草のすじがかかったが、とろうとしなかった。
ほし草の山は、昼間じゅう太陽にあたためられていたので、そこにもたれかかっていると、おかあさんのふところにだかれていたじぶんを思い出させるような、ぬくとさだった。
とたんに、ヒチヒチと音をたてて、ばったが頭の上から豆畑の方へ飛んでいった。
久助君は、頭や耳に草のすじがかかったが、とろうとしなかった。
ほし草の山は、昼間じゅう太陽にあたためられていたので、そこにもたれかかっていると、おかあさんのふところにだかれていたじぶんを思い出させるような、ぬくとさだった。