新美南吉 『久助君の話』 今こうして相手をおさえていながらも、じぶんの顔は相手の胸の横にすりつけて下をむいているので、やはり、相手の顔は見ていないのである。 兵太郎君は身動きもせず、じっとしている。 かなりはやい呼吸が、久助君の顔につたわってくる。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア