新美南吉 『牛をつないだ椿の木』 ひと風呂あびてから、海蔵さんは牛車曳きの利助さんの家へ出かけました。 うしろ山で、ほオほオと梟が鳴いていて、崖の上の仁左エ門さんの家では、念仏講があるのか、障子にあかりがさし、木魚の音が、崖の下のみちまでこぼれていました。 もう夜でありました。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア