うしろ山で、ほオほオと梟が鳴いていて、崖の上の仁左エ門さんの家では、念仏講があるのか、障子にあかりがさし、木魚の音が、崖の下のみちまでこぼれていました。
もう夜でありました。
行ってみると、働き者の利助さんは、まだ牛小屋の中のくらやみで、ごそごそと何かしていました。
うしろ山で、ほオほオと梟が鳴いていて、崖の上の仁左エ門さんの家では、念仏講があるのか、障子にあかりがさし、木魚の音が、崖の下のみちまでこぼれていました。
もう夜でありました。
行ってみると、働き者の利助さんは、まだ牛小屋の中のくらやみで、ごそごそと何かしていました。