新美南吉 『嘘』 それにしても、なぜ太郎左衛門は、あんなうそをつくのだろう。 なんというわけのわからぬやつだろう。 よく日、久助君は、教室のまどにもたれてぼんやりしているうそつきの太郎左衛門の顔を、かれに気づかれぬよう、こちらの人かげから、まじまじとながめていた。 新美南吉の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア