よく日、久助君は、教室のまどにもたれてぼんやりしているうそつきの太郎左衛門の顔を、かれに気づかれぬよう、こちらの人かげから、まじまじとながめていた。
そして、さらにきみょうなことを発見したのである。
それは、太郎左衛門の目は、左右、大きさがちがうということである。
よく日、久助君は、教室のまどにもたれてぼんやりしているうそつきの太郎左衛門の顔を、かれに気づかれぬよう、こちらの人かげから、まじまじとながめていた。
そして、さらにきみょうなことを発見したのである。
それは、太郎左衛門の目は、左右、大きさがちがうということである。