立原道造 『夜に就て』 ゴンゴンが、町を歩いてゐたら、白い雲が、頭のうへを飛んで行つた。 暫くすると、大きな音がポンポンとして、四つ角に人がもう大勢あつまつてゐる。 かきわけてゆくと、なアんだ――今の雲が、粉々になつて、そこに散らばつてゐた。 立原道造の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア