立原道造 『夜に就て』 眠る前に、いつも、オオカツサンとニコレツトを讀んでゐた。 一本の蝋燭が燃えつきてしまつても眠れないとき、闇を見つめてゐると、僕は僕の生を物語のやうに並べてゐるかなしみに、涙を流した。 それを強ゐたのは一人の少女であつた。 立原道造の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア