また窓の外で足をふんばつてそらを見上げて鷺を捕る支度をしてゐるのかと思つて、急いでそつちを見ましたが、外はいちめんのうつくしい砂子と白いすすきの波ばかり、あの鳥捕りの廣いせなかも尖つた帽子も見えませんでした。
「あの人どこへ行つたらう。
カムパネルラもぼんやりさう云つてゐました。
また窓の外で足をふんばつてそらを見上げて鷺を捕る支度をしてゐるのかと思つて、急いでそつちを見ましたが、外はいちめんのうつくしい砂子と白いすすきの波ばかり、あの鳥捕りの廣いせなかも尖つた帽子も見えませんでした。
「あの人どこへ行つたらう。
カムパネルラもぼんやりさう云つてゐました。