あの不思議な低い聲がまたどこからかしました。
ほんたうにそのいるかのかたちのをかしいことは、二つのひれを丁度兩手をさげて不動の姿勢をとつたやうな風にして水の中から飛び出して來て、うやうやしく頭を下にして不動の姿勢のまままた水の中へくぐつて行くのでした。
見えない天の川の水もそのときはゆらゆらと青い焔のやうに波をあげるのでした。
あの不思議な低い聲がまたどこからかしました。
ほんたうにそのいるかのかたちのをかしいことは、二つのひれを丁度兩手をさげて不動の姿勢をとつたやうな風にして水の中から飛び出して來て、うやうやしく頭を下にして不動の姿勢のまままた水の中へくぐつて行くのでした。
見えない天の川の水もそのときはゆらゆらと青い焔のやうに波をあげるのでした。