そしてほんたうにそのまつ赤なうつくしいさそりの火は音なくあかるくあかるく燃えたのです。
その火がだんだんうしろの方になるにつれて、みんなは何とも云へずにぎやかなさまざまの樂の音や草花の匂のやうなもの、口笛や人々のざわざわ云ふ聲やらを聞きました。
それはもうぢきちかくに町か何かがあつて、そこにお祭でもあるといふやうな氣がするのでした。
そしてほんたうにそのまつ赤なうつくしいさそりの火は音なくあかるくあかるく燃えたのです。
その火がだんだんうしろの方になるにつれて、みんなは何とも云へずにぎやかなさまざまの樂の音や草花の匂のやうなもの、口笛や人々のざわざわ云ふ聲やらを聞きました。
それはもうぢきちかくに町か何かがあつて、そこにお祭でもあるといふやうな氣がするのでした。