宮沢賢治 『風の又三郎』 ところがなんの返事も聞こえません。 黒板から降る白墨の粉のような、暗い冷たい霧の粒が、そこら一面踊りまわり、あたりがにわかにシインとして、陰気に陰気になりました。 草からは、もうしずくの音がポタリポタリと聞こえて来ます。 宮沢賢治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア