ありゃ、又三郎の置いた葉、あすごにあるぢゃい。
なんて言っているのでしたが、みんながどんどん歩きだしたので耕助もやっとついて来ました。
みんなは萱の間の小さなみちを山のほうへ少しのぼりますと、その南側に向いたくぼみに栗の木があちこち立って、下には葡萄がもくもくした大きな藪になっていました。
ありゃ、又三郎の置いた葉、あすごにあるぢゃい。
なんて言っているのでしたが、みんながどんどん歩きだしたので耕助もやっとついて来ました。
みんなは萱の間の小さなみちを山のほうへ少しのぼりますと、その南側に向いたくぼみに栗の木があちこち立って、下には葡萄がもくもくした大きな藪になっていました。