耕助はまたびっくりしたように木を見上げましたが今度は三郎は木の上にはいませんでした。
けれども木の向こう側に三郎のねずみいろのひじも見えていましたし、くつくつ笑う声もしましたから、耕助はもうすっかりおこってしまいました。
「わあい又三郎、まだひとさ水掛げだな。
耕助はまたびっくりしたように木を見上げましたが今度は三郎は木の上にはいませんでした。
けれども木の向こう側に三郎のねずみいろのひじも見えていましたし、くつくつ笑う声もしましたから、耕助はもうすっかりおこってしまいました。
「わあい又三郎、まだひとさ水掛げだな。