夕方になったときはどの木も上の方の枝をたゞ三四本ぐらゐづつ残してあとはすっかり払ひ落されてゐました。
濃い緑いろの枝はいちめんに下草を埋めその小さな林はあかるくがらんとなってしまひました。
虔十は一ぺんにあんまりがらんとなったのでなんだか気持ちが悪くて胸が痛いやうに思ひました。
夕方になったときはどの木も上の方の枝をたゞ三四本ぐらゐづつ残してあとはすっかり払ひ落されてゐました。
濃い緑いろの枝はいちめんに下草を埋めその小さな林はあかるくがらんとなってしまひました。
虔十は一ぺんにあんまりがらんとなったのでなんだか気持ちが悪くて胸が痛いやうに思ひました。