ひらひらひかる三角旗や、ほこがさながら林のやうだ。
ことになんとも奇体なことは、兵隊たちが、みな灰いろでぼさぼさして、なんだかけむりのやうなのだ。
するどい眼をして、ひげが二いろまつ白な、せなかのまがつた大将が、尻尾が箒のかたちになつて、うしろにぴんとのびてゐる白馬に乗つて先頭に立ち、大きな剣を空にあげ、声高々と歌つてゐる。
ひらひらひかる三角旗や、ほこがさながら林のやうだ。
ことになんとも奇体なことは、兵隊たちが、みな灰いろでぼさぼさして、なんだかけむりのやうなのだ。
するどい眼をして、ひげが二いろまつ白な、せなかのまがつた大将が、尻尾が箒のかたちになつて、うしろにぴんとのびてゐる白馬に乗つて先頭に立ち、大きな剣を空にあげ、声高々と歌つてゐる。