そして樺の木はその時吹いて来た南風にざわざわ葉を鳴らしながら狐の置いて行った詩集をとりあげて天の川やそらいちめんの星から来る微かなあかりにすかして頁を繰りました。
そのハイネの詩集にはロウレライやさまざま美しい歌がいっぱいにあったのです。
そして樺の木は一晩中よみ続けました。
そして樺の木はその時吹いて来た南風にざわざわ葉を鳴らしながら狐の置いて行った詩集をとりあげて天の川やそらいちめんの星から来る微かなあかりにすかして頁を繰りました。
そのハイネの詩集にはロウレライやさまざま美しい歌がいっぱいにあったのです。
そして樺の木は一晩中よみ続けました。