そのうちとうとうはっきり自分が樺の木のとこへ行こうとしているのだということに気が付きました。
すると俄かに心持がおどるようになりました。
ずいぶんしばらく行かなかったのだからことによったら樺の木は自分を待っているのかも知れない、どうもそうらしい、そうだとすれば大へんに気の毒だというような考が強く土神に起って来ました。
そのうちとうとうはっきり自分が樺の木のとこへ行こうとしているのだということに気が付きました。
すると俄かに心持がおどるようになりました。
ずいぶんしばらく行かなかったのだからことによったら樺の木は自分を待っているのかも知れない、どうもそうらしい、そうだとすれば大へんに気の毒だというような考が強く土神に起って来ました。