そんなときみんなはいつでも、西の山の中の湯の湧くとこへ行つて、小屋をかけて泊つて療すのでした。
天気のいゝ日に、嘉十も出かけて行きました。
糧と味噌と鍋とをしよつて、もう銀いろの穂を出したすすきの野原をすこしびつこをひきながら、ゆつくりゆつくり歩いて行つたのです。
そんなときみんなはいつでも、西の山の中の湯の湧くとこへ行つて、小屋をかけて泊つて療すのでした。
天気のいゝ日に、嘉十も出かけて行きました。
糧と味噌と鍋とをしよつて、もう銀いろの穂を出したすすきの野原をすこしびつこをひきながら、ゆつくりゆつくり歩いて行つたのです。