三番目の鹿がまたそろりそろりと進みました。
そのときちよつと風が吹いて手拭がちらつと動きましたので、その進んで行つた鹿はびつくりして立ちどまつてしまひ、こつちのみんなもびくつとしました。
けれども鹿はやつとまた気を落ちつけたらしく、またそろりそろりと進んで、たうたう手拭まで鼻さきを延ばした。
三番目の鹿がまたそろりそろりと進みました。
そのときちよつと風が吹いて手拭がちらつと動きましたので、その進んで行つた鹿はびつくりして立ちどまつてしまひ、こつちのみんなもびくつとしました。
けれども鹿はやつとまた気を落ちつけたらしく、またそろりそろりと進んで、たうたう手拭まで鼻さきを延ばした。