蜂雀はいよいよだまってガラスの向うでしんとしています。
私もしばらくは耐えて膝を両手で抱えてじっとしていましたけれどもあんまり蜂雀がいつまでもだまっているもんですからそれにそのだまりようと云ったらたとえ一ぺん死んだ人が二度とお墓から出て来ようたって口なんか聞くもんかと云うように見えましたのでとうとう私は居たたまらなくなりました。
私は立ってガラスの前に歩いて行って両手をガラスにかけて中の蜂雀に云いました。
蜂雀はいよいよだまってガラスの向うでしんとしています。
私もしばらくは耐えて膝を両手で抱えてじっとしていましたけれどもあんまり蜂雀がいつまでもだまっているもんですからそれにそのだまりようと云ったらたとえ一ぺん死んだ人が二度とお墓から出て来ようたって口なんか聞くもんかと云うように見えましたのでとうとう私は居たたまらなくなりました。
私は立ってガラスの前に歩いて行って両手をガラスにかけて中の蜂雀に云いました。