私は立ってガラスの前に歩いて行って両手をガラスにかけて中の蜂雀に云いました。
「ね、蜂雀、そのペムペルとネリちゃんとがそれから一体どうなったの、どうしたって云うの、ね、蜂雀、話してお呉れ。
けれども蜂雀はやっぱりじっとその細いくちばしを尖らしたまま向うの四十雀の方を見たっきり二度と私に答えようともしませんでした。
私は立ってガラスの前に歩いて行って両手をガラスにかけて中の蜂雀に云いました。
「ね、蜂雀、そのペムペルとネリちゃんとがそれから一体どうなったの、どうしたって云うの、ね、蜂雀、話してお呉れ。
けれども蜂雀はやっぱりじっとその細いくちばしを尖らしたまま向うの四十雀の方を見たっきり二度と私に答えようともしませんでした。