宮沢賢治 『黄いろのトマト』 樺の木の生えた小山を二つ越えてもまだそれほどに近くもならず、楊の生えた小流れを三つ越えてもなかなかそんなに近くはならなかった。 それでもいくらか近くはなった。 二人が二本の榧の木のアーチになった下を潜ったら不思議な音はもう切れ切れじゃなくなった。 宮沢賢治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア